中々いけるソウルの寿司屋 ’은행골(銀杏村)’ 九老本店

ソウルに来てほぼ半年になり、韓国食だけではちょっと辛くなってきました。そんな昨今、ちょくちょく訪れるのが”은행골”(ウネンコル・・・銀杏村)という店です。

上の写真は弘大店に義兄・義妹と一緒に行った際に撮ったものですが、普段我々夫婦が二人で行くのは九老デジタル団地駅から徒歩7~8分程度の所にある店で、そこが本店のようです。

<場所>

緯度経度で指定

店はこんな感じの雑然とした下町にあります。

余り寿司屋ぽっくない店構え。

すぐ近くに別館もあります。

テーブル席や座敷もありますが、やはり座るならカウンターでしょう。

↑うっかりスマホの日付写し込み設定をOnにしていたようです。お恥ずかしい。

この店の寿司の特徴が書かれています。

直訳ですが下記のような内容です。

『海苔巻きの端が美味しい理由は、ご飯粒の間に空気層があり呼吸しているからです。当店では、ご飯粒の中の空気層を最大限にするため、人間の体温より若干低い30℃前後のシャリを熟練した板前が手の圧力を調整しながら握るので寿司を口にした瞬間ご飯粒がほぐれます。このため、当店の寿司は、このような握り方をせずに握った寿司より美味しいです。日本人も、やはり、このように握り方に配慮するため、寿司を食べる時はお箸より手を使い、ネタの方に醤油をつけて食べるセンスを発揮しているのです。』

日本語と韓国語は言語的にかなり近いですが、例えば上記のような場面では”発揮する”という言葉は日本語では使わないですよね。このあたりが意外と、日<=>韓語を習得する際の難しい部分です。

所謂盛り合わせが1万ウォン、特選が1万5千ウォン、トロ盛り合わせが2万7千ウォンです。一通り味わえる盛り合わせが1万ウォンというのはリーズナブルです。トロ系の刺身単品は3万ウォン以上と、やはりそれなりの値段です。

特選の平目とサーモン。やはり山葵は握り込んでいるのではなく別に付いています。

鮪と生海老。

海外ではギュッと固く握る寿司屋が多い中、柔らかく握っているのは良いのですが、職人さんによってはちょっと柔らく握り過ぎで、手で食べようとするとホロホロと崩れてしまいます。なので、「食べにくかったらスプーンに載せて、醤油はガリにつけて塗ると良いですよ」とのアドバイスでした。日本人の感覚では違和感がありますが「郷に入れば郷に従え」ですね。

醤油と言えば、ここの醤油は寿司に付けて食べるにはやや薄いので、最近は日本の醤油を持参するようにしています。

サービスで出てくるうどん。ブクブク沸騰させて出てくるのは韓国ならではです。

これもサービスの海老の醤油漬け。

韓国では何故か生魚系の和食というとラッキョウが出てきます。

海外の和食系で有りがちな「みたらし団子のタレ」っぽいのとは違い、ここは鰻のタレの味もいけます。

ちょっと贅沢してトロセットを食べた時の写真。両端はすき身です。

盛り合わせのギョクと蛸と海老。ギョクは甘過ぎず、蛸と海老はパサパサではなく、どれも中々のものです。

贅沢して注文した大トロの刺身。解凍のプロセスに注意を払っているのでしょう。水っぽかったりパサパサしたりせず、美味でした。

こちらは弘大店で食べたトロ。これは正直、イマイチだったかな。

弘大店にて。

海外でこの値段で食べる寿司としては十分納得のレベルです。酢飯の味付けは若干甘めに感じますが、これは好みの範囲内だと思います。

尚、本店でビールを頼むと普通の中瓶ですが、弘大店では同じ値段でも小瓶でした。やはり地価の高い弘大エリアでは高めの価格設定になるようです。寿司自体の価格は弘大店も同じだったと思います。それから、本店のカウンター席で食べていると一人二貫ほどサービスで追加で握ってくれることがちょくちょくありますので、私のお薦めは本店のカウンター席です。

※ハングルの”은행골”はそのまま素直に読むと”ウンヘンゴル”ですが、実際の発音はㄴ+ㅎ(n+h)だとㅎ=hが無音化され、”ウネンコル”になるので、ここではそのように書きました。

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