天下一品のWeb屋台 ・ 異国ソウルで啜るこってりラーメンに感涙

関西で学生生活を送った私にとって天下一品(以下、”天一”)のこってりラーメンはソウルフードの一つです。学生時代、カナダに1年程留学した際は夢にも出てきたほどで、何とかインスタントラーメンをベースに近いものが再現できないものかと、固茹でにしたゆで卵の黄身ほぐしてインスタント醤油ラーメンのスープに溶かし込んでみたり、試行錯誤したのも良い想い出です。

『こってり・大』・・・愛知在住時代によく行っていた一宮店にて。

現在では北海道から沖縄、更にはハワイにも展開している天一ですが、残念ながら隣国である韓国には展開していません。ソウルには日本人でもそこそこ満足できるレベルのラーメン屋が増えてきましたが、やはり天一のこってり度合いは別格なので韓国人の口には合わないのかも知れません。

Web屋台

そんなときに出会ったのが「皇潤」じゃなくて、「天下一品Web屋台」。


レトルトに入ったスープと生麺、薬味を通販で買えるというものです。ただ、韓国への配達は勿論無理なので、春休みに娘がこちらに来る際、予め実家に届くよう注文したものを持ってきてもらいました。

これがひと箱に6食分入っています。麺は一玉ずつ巻いたものが纏めて袋に入っているのでラップで小分けにして冷凍保存します。

からし味噌は余り好きではないので私は入れません。

丁寧な説明書きも付いています。

メンマとチャーシューも日本でマルちゃんのものを買って来たのですが、ソウルなら二村洞(이촌동・・・イチョンドン)あたりの日本人向け食料品店でも手に入るかも知れません。でも、これ、味はイマイチなんですよね。

問題は葱。韓国では日本のスーパーの2~3倍程度の大きな束でしか売っていないので、どうしても余らせてしまいます。一度、刻んだものを冷凍保存してみたことがありましたが、解凍するとクタクタになってしまい、風味も抜けてしまって失敗でした。

作ってみました

先ずはスープをしっかり温めます。ぬるいと悲劇なのでここはしっかりと。

冷凍しておいた麺は前日から冷蔵室に移して解凍しておきます。

たっぷりの湯で麺を茹でます。説明書には茹で時間は約2分と書いています。豚骨ラーメンを食べる際はバリカタかハリガネで食べる私ですが、天一に限ってはスープが絡み易いヤワ麺が好みなので3分近く茹でます。

出来ました!
独特のウッとするような臭気、ドロドロのスープ。家で作ったにしては中々のものです。でも、やはり何かが違う。

そしてどんぶり

今回の一時帰国では12食を大人買いして持ってきたのですが、ついでに買ってしまいました。「純正」のどんぶり。これも通販で買えます。税込648円也。

例の「明日もお待ちしてます。」の文言も入っています。

やはり、これでなければ。

店によって味の差がある天一ですが、仮に旨い店を100とすると、韓国の拙宅で75~80程度の旨さは再現できたと思います。

久々の大阪にて

帰国翌日、先ず向かったのは実家から一番近い江坂店。

この日は夜、家族と食事に行く予定だったので”並”にしておきました。

江坂店は、味はまずまずでしたがチャーシューがイマイチでした。スーパーで売っているレトルトのチャーシュー的な・・・。でも、スープはOKで完食しました。食べ終わったどんぶりに付着しているスープのこってり成分で濃厚さがお分かり頂けると思います。

いつの間にか、細麺というものが登場していましたが、天一に細麺って合うのだろうか?そんな冒険はせず、私はオリジナル麺を選びました。

翌日は用が有って娘と一緒に梅田に行ったので、北新地店で改めて食べました。娘は”あっさり・並”、私はフンパツして”チャーシュー麺・こってり・大”です。

娘が注文したのは、”あっさり・並”。これはこれでそこそこ旨いんですけどね。

私が注文した、”チャーシュー麺・こってり・大”。ここのチャーシューは典型的な天一のチャーシュー。即ち、脂っ気は殆ど無く、食感は若干パサついているというもの。堪能しました。

やはり北新地。価格は他の店よりやや高めで、チャーシュー麺の大だと千円を超えます。

食べ終わって気付いたことが。私が食べた”こってり”には例の「明日もお待ちしています。」の文字が入っているのに対し・・・

娘が食べた”あっさり”のどんぶりには書かれていません。あっさりを食べる人は、こってりを食べる人に無理に連れて行かれた際に食べる「緊急避難用メニュー」だという説もあり、そんな人に「明日も・・・」などと言うとドン引きされるので、ひょっとして、どんぶりを使い分けているのでしょうか?

天下一品愛

私のように、関西で天一を食べて学生生活を送ったおじさんの熱い思いを代弁してくれているのがこちらのサイトです。著者の方は私よりも世代が幾つか上の方ようですが、深夜、突然天一が食べたくなって高速を飛ばして食べに行ったというくだりなどを読むと、私も同様の経験が有るので、学生時代のことを懐かしく思い出します。

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